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~*ラファエロ展 行ってきました その2!*~


 いうわけで行ってきました国立西洋美術館 「 ラファエロ 」 展。
つらつらと感想を書いてみたいと思います~。



ラファエロ展、まさかの初日訪問、根性の開館一時間前到着! 朝は5時起きです。がんばりました。愛です。
新幹線はなんとか座れて良かったのですが……、隣に座った熟年のご婦人が朝ごはん食べた後にがっつり化粧を始めてびびりました。お弁当の匂いをあっという間にかき消す香水臭!(笑)

東京駅はコワイ(方向オンチ的に)なので品川駅で降りて、乗り換えもスムーズに済ませられてホッとして(逆方向に乗ったりはしませんでした!)、上野駅へ到着後、バタバタと早足で西洋美術館へGO!!
この時点で約一時間前。しかーし、既に行列が……(T_T)
美術館の敷地に沿って右に(東西南北が分からない)曲がった先にも列が続いている感じで、いったいこの先に何人いるんだ~と不安になりましたが、曲がってすぐが最後尾でした♪♪

吹きつける風に最初はプルプル震えてましたが、陽射しは暖かくて、お天気が良くてありがたいことだわ~と思いながら、周りの人たちの会話を聞くともなしに聞いたりボンヤリと木や空を見上げたりしているうちに一時間経って、開館時間ですよヽ(^▽^)ノ

前売り券を購入済だったのですぐに入れました♪
展覧会のサイトを見た限りでは、『 大公 』 のと 『 エゼキエル 』 のが実物を見たことがないと分かっていたので、取り敢えず人が少ないうちにこの二点をじっくり見ようと思っていました。というわけで展示室入ってすぐの自画像はチラッと眺めて 「 おはようございまーす、また後で来まーす 」 と心の中で呟きながらひとまずスルー。

で、順路に沿って左を向いたら、天使ちゃんがいらっさるではないですか!!!!
ラファエロの最初期の天使。聖ニコラウス(ニッコロ)・ダ・トレンティーノの祭壇画の一部。
これも実物は未見だったのでウワーイと思いながら大股に足を一歩踏み出したら踵が滑ってこけそうになった。すんでのところでこらえました。あわて者です。だめな鑑賞者です反省。すっころばなくて本当に良かった!

天使をひとりじめ♪でしばらく見てから、これも未見の聖セバスティアヌスを見付けてウワーイ甘美甘美~と盛り上がって、三回目だけど好きなので聖ゲオルギウス↓もひとりじめでじっと~りと見て、

※これはルーブル(フラッシュ無しなら撮影可)での撮影写真※

次に、無口な人は今日も寂しそうだなーと思いつつ眺めて、振り返ったら……、
『 大公の聖母 』 のところに人集りが~!
三重くらいの人垣ができてました。最前列の人がしばらく動かないので、見かねた監視のお姉さんが 「 一番前の人は交替してくださいね 」、みたいなことを声掛けされてました。しかしそれでもあまり前に行けない(T_T)でもでもここで時間を掛けるわけにもいかない……。諦めて、先に進みました。

二つ目の展示室は、でっっかーいタペストリーが圧巻で。(ラファエロが原寸下絵を描いて、タペストリー工房がそれを織りあげたもの。)とにかくでっっっかいので、口半開きで見上げてました(笑)。
『 パルナソス 』 の、クレオの頭部デッサンも美しくって(^-^*) もっと素描もいっぱい展示されていると良かったのになぁ。
友人と一緒の晩年自画像(といっても30台中盤)は、やっぱりなんだかミステリアスで怖いんだわ~と思いながら第三展示室へ!

ありましたありました 『 エゼキエルの幻視 』! 小品なのにこの圧倒的なモニュメンタル性がたまらない!! 割と最近、ジュリオ・ロマーノ(弟子)に帰属するんじゃないかという説が出ていた気がするのですが、これは真作であってほしいなぁ。

と、こんな感じで、一周目は気になる作品だけをじっくり見る作戦でしたが大成功でした(^▽^)v 後ろの人に気兼ねすることなく見られるのは本当に楽しい! 居住地的に遅い時間は日帰りだと落ち着かないので、早めの時間に来て本当に本当に良かったです。

その後、もちろん即二周目を開始。普段は借りることがない音声ガイドも今回ばかりは聞いてみようかと思ったら、借りるための列が長蛇長蛇……ひとまず諦めました。というかもうこの時には人がいっぱいで、いっぱいで。特に最初の自画像のところがすごくって。

二周目はさっきは見なかったものを見ていくようにして、ゆるゆる~っと、回りました。
でもやっぱり大公のは近くで見られないという(笑)。さすが目玉作品。

三周目になると二周目の時より人入りもだいぶ落ち着いてきていて、混雑もやわらいで、音声ガイドの列も短くなっていたので並んでみました。
最後尾あたりにこんなものが! にっこり笑って顔を覗かせるわけですね。どこの観光地ですか!!
(でもこの装置があると撮影欲(?)が満たされたりして、ダメなところでの撮影が減ったりするのかな~。)



音声ガイドは聞きやすくて良かったです。BGMも耳に心地良く♪
ヴァザーリの著作からの引用が多かった(確か)ので、すごい麗しい言葉満載(笑)だったけど!

結局、大公のを「最前列で真正面から見る」、というのはできませんでした~。マドンナは常にぐるりと囲まれていた……。タイミングが悪かったかなぁ。

最終的に四周くらいして、もう、作品と同じ空間を共有しているだけで満足で幸せで。

でも、なんというか、うまく言えないんですけど、ちょっとアレ?って。「ん~」って思うところもあって。私がひねくれ者なのだろうか(^^;) ラファエロは確かにすごい人なんだけれど。全てが全て最上級の讃美に終始しちゃった感じで。そういうコンセプトでの展示なら仕方ないのかもしれないけれど。でも日本で初めてのラファエロ展だからあまり突っ込まないこういう展開も普通なのかな。これをきっかけにたくさんの人がラファエロを好きになってくれて、光も陰も知ってくれたら嬉しいなぁ。

それから、真贋……というか帰属について諸説ある作品もいくつか普通になんの註釈も無く展示されていたのが気になって。(若い自画像も過去いろいろ取り沙汰されてきた。最近はもう完全真筆ってのが主流なのかな?) モゾモゾしたけれど、こういうのは日々変わっていくから特に触れる必要はないのかな。さすがに公式図録ではいろいろ触れられていて、最新の傾向の一端が知られて良かった! 『 エゼキエルの幻視 』 のジュリオ・ロマーノ説についても華麗に一蹴してた(笑)。

<書き足し>
そうそう、あとは小品が多かったのが惜しかった! ラファエロは肖像画家や聖母子の画家としてももちろん素晴らしいのだけど、大規模群像絵(大型画面の空間構成)が白眉だと思っているので、やっぱりヴァチカンのフレスコ群やら何やらがないとちょいと物足りない……でもあれらは持ってこられないので仕方がない~。巨大タペストリーを借りられただけで御の字か。大塚国際美術館の原寸複製陶板は借りられなかったのかな……あれもばらせなければ無理か~orz
でもでも小さい作品でも実物は実物なので、日本に居ながらにしてこんなにたくさん見られて幸せなことに変わりはないのです。パラダイス。



日本ではこんなにいっぱいラファエロに関するものに囲まれる機会は無いし、これから先、二度目があるかどうか分からない……と思うと展示室から出るのが惜しかった!
惜しんでるうちに、講演の聴講券の配布がとっくに終わっていた!!!!(駄目元で挑戦しようと思っていたけれど、ウッカリしてました。)

この後、ミュージアムショップで買い物したりエル・グレコ展も見たりしました。それはまた別記事で!

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